2004年02月20日

TVと演劇

テレ朝の入社情報ページにミュージックステーションの広報の方のコメントがのってありました。

無料で宣伝してもらうからには、記者の皆さんが書きたくなるような情報をこちらがどんどん提供しないといけません。しかし、情報は広報でなく制作現場から生まれてくる。でも制作は、やたらと忙しい。「早く情報をくれ」と急かしたって、嫌われるだけです。その気持ちもよぉくわかるけど、少しでも番組が話題になって0.1%でも視聴率が上がれば、制作にも絶対プラスなんですよ。広報に来て痛感しているのは、番組って制作現場だけで作っているのでは決してないってこと。テレビは見てもらってなんぼだから、局全体が力を合わせて視聴者をその気にさせないといけないんですよ。その意味で、広報というのは「攻め」の部署ですね。

ものすごく演劇と同じような状況だナァと、作品を作る側と売る側とのジレンマってのはどこでも同じなんですね。
でもやはり

テレビは見てもらってなんぼだから

と同じように演劇も見てもらってなんぼの世界、そこをどのように攻略していくかも
制作の面白いところ。よく2chなんか見ると理解してくれません系のコメントが多い
ですよね。でも時間をかけて相手を説得することによってその劇団を変えていかな
いとその先はないんです。

投稿者 Sanma : 2004年02月20日 11:30 | トラックバック
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